幼い頃 「おやすみなさい」 をするとき、
今も故郷へ帰ったとき、
寝相の悪い 私が寝冷えしないように 両親が
掛け布団をかけてくれる事があります。
スヤスヤ眠る娘に、
そぉ...っと、毛布をかけ
そして、お布団をかけて、
その上から ポンポンっ .:・ と
やさしくおさえてくれるような
そんな仕草で...
そんな時
私はいつも...幾つになっても...
とってもしあわせな気持ちに満たされます。
くちもとがやわらかくほころび
心から、安心したような
にこやかな表情の私
父にも 母にも 気づかれないように
そんなときの 布団の
なんて あたたかいこと :・:*:・ :*:・:
なんて やわらかいこと :・:*:・ :*:・:
大きくなった娘は果てしない安らぎとともに
眠りにおちていきます。
お布団を かけてもらえる
ほんのささやかな行為だけれど
かけてもらった者にとってそれは
おおきなおおきな安心感をもたらしてくれる行為...
かけてくれたその一瞬だけ、目が覚めるのだけれど
そのお布団のあたたかさと、
掛けてくれた家族のやさしさに幸福感を覚えて
そのまま満ちたりて... また眠りにおちてしまう...
んー
お布団をかけてもらうと、
どうしてあんなにうれしくってしあわせで安心できるんでしょう?
・;.
たぶん
‘あたたかさ’と一緒に‘愛や思いやり’...を
与えてもらってる
そう、感じることが
できるからなんじゃないな...
夏。。。
溶けるほど暑い外の世界から
ひやぁ〜〜っと エアコンのきいた涼しい部屋に入ったときも
気持ちいいですけど
でもその気持ち良さは、
冬にあったかいお部屋に入ったときのあの果てしない安堵感とは、
少し違うような気がしませんか?
やっぱり 人というのは‘あたたかさ’を感じられるほうが
より幸福感 とか 安心感 を
覚えるものなのでしょうか...
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今夜 あらたに 静岡県で 地震が起こりました。
十数年前に私たちは 阪神淡路大震災を経験し 幾つモノ 悲しみと
苦しみを 乗り越えてきました。
そして今 同じ日本で 当時以上の 人々が悲しみと 苦しみ
絶望感の中にいます。
95時間経って救出された方もいらっしゃいます
1人でも多くのかけがえのない命が救われ
1日も早く皆さんに
あたたかさに満ちあふれた安らぎが訪れますように。。。
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